ゲーム版『犬神家の一族』
リメイク版の映画が公開された約2年後、今度はニンテンドーDSのゲームソフトとして、『犬神家の一族』は帰ってきました。
当然、金田一耕助が犬神家での連続殺人事件の真犯人を推理するというスタイルのゲームになっているわけですが、原作も映像化作品も有名なので結末を知る人も多く、その点がマイナスポイントになるのではないかという危惧もありました。しかしながら、ゲーム進行中に手に入れた数々のアイテム(新聞記事など)を活用してゲームを進めていく点などはゲーム本来の醍醐味を味わうには十分魅力的であり、ユーザーからの評価も高いものとなりました。もちろん、原作や映画などにまったく触れたことのない層は、このゲームを無条件で楽しむことができたようです。
モノクロをベースにした画面に飛び込んでくる赤のインパクトも強く、原作の世界への巧みな導入となっているだけでなく、やはり市川監督による映画版を意識したもののようにも思われます。
尚、この『犬神家の一族』の次には『八つ墓村』も同じシリーズとしてゲーム化されました。