映画化作品について~2006年版~

1979年の『病院坂の首縊りの家』を最後に、市川監督はしばらく横溝作品の映画化を手がけなくなりますが、1996年に豊川悦司を金田一役に『八つ墓村』を製作、そしてその10年後に、再び石坂浩二を金田一役に迎えて『犬神家の一族』をリメイクします。実に30年ぶりの再映画化ですが、市川監督は以前にも『ビルマの竪琴』を30年目にリメイクした経験があります。

ヒロイン役に松嶋菜々子など、今回も豪華キャストが組まれましたが、前作にも出演した俳優も何人か再び出演しています。特に、以前のシリーズで迷警部役を演じて皆勤となった加藤武をはじめ、前回とほぼ同じ役で出演している人もいます。

前作と同じ脚本を元にしているので、映画全体の雰囲気も76年版とほとんど同じですが、部分的に変更が加えられているところもあり、映画ファンは前作との比較を楽しみました。大野雄二作曲の前作のテーマ曲も使用されました。

尚、市川監督は2008年に死去、このリメイク版『犬神家の一族』が遺作となってしまいました。

八つ墓村・裏話

http://ryoshida.web.infoseek.co.jp/kaiki2/110tsuyama33nin.htm